フレッシュホップフェスト2016

Fresh Hop Fest News

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  • ビールは香りの文化があってこそ――キリンビール村上敦司さんに聞く

2016.9.27ニュース,ホップの品種

【ホップ概論 第7回】カリプソ

今回ご紹介するホップは、カリプソです。

前回のカスケードに比べるとあまり馴染みのないホップかもしれませんが、最近よくこの名前を聞くようになったかと思います。これですね。

グランドキリン 十六夜の月 甘い果実と柑橘系のさわやかな香りが楽しめるIPA。コンビニだけでなくスーパーなどでも購入できる。期間限定。アルコール度数5.5%。

グランドキリン 十六夜の月
甘い果実と柑橘系のさわやかな香りが楽しめるIPA。コンビニだけでなくスーパーなどでも購入できる。期間限定。アルコール度数5.5%。

「グランドキリン 十六夜の月」です。昨年の「十六夜の月」はネルソンソーヴィンを使っていましたが、今年はカリプソを使用しています。

カリプソはアメリカ産の高α酸ホップで、アロマホップとしてもビタリングホップとしても使用されます。ナシやリンゴ、トロピカルフルーツのような香りが特徴。2011年にリリースされ、日本でも一昨年くらいから徐々に使われるようになってきました。いくつかの系統が入り混じっている品種で、中にはナゲットの系統も入っています。

あまり聞き慣れないホップですが、今後いろいろなビールで使われるようになっていくかもしれませんね。注目したいホップです。

カリプソ(Calypso)
α酸:12〜14%
β酸:5〜6%
Total oil:1.6〜2.5%

富江弘幸

ビアジャーナリスト・ビアライター

富江弘幸

1975年、東京都生まれ。法政大学社会学部卒業後、出版社でライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国に留学し、四川大学海外教育学院修了。帰国後は新聞社で書籍等の編集者に。現在はビアライターとして活動中。ビアジャーナリストアカデミーの講師も勤める。
著書:BEER CALENDAR』(ワイン王国)
連載:あなたのしらない、おいしいビール』(cakes)
執筆:『ビール王国』(ワイン王国)、『厳選世界のビール手帖』(世界文化社)、『日本のクラフトビール図鑑』『ビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のクラフトビールが飲める120店』(エンターブレイン)など

Twitter:hiroyukitomie