今年収穫した国産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

201991(日)1130(土)

ホップ栽培体験で大地のパワーをいただきます【イシノマキ・ファーム】

コウゴアヤコ

ビアジャーナリスト/ライター コウゴアヤコ

宮城県北東部にある石巻市では、2017年から地元産のホップを使ったビールを作ろうという取り組みが始まっています。

これは石巻市で農業を通じた就労支援を行う「一般社団法人イシノマキ・ファーム」のプロジェクトのひとつ。
「農を通して地域、社会、そして自然とつながる」をコンセプトに、多くの地域住民を巻き込み、人びとが地域で循環できる仕組みとしてこのプロジェクトが始まりました。

2018年に石巻産ホップで造った「巻風エール」

石巻で育てたホップを使ったビール「巻風エール」は、一昨年昨年と大好評!
イシノマキ・ファーム代表の高橋由佳さんは国産ホップの魅力を日々感じているそうです。

春の訪れを感じる梅の花

ホップ畑がある北上町で梅の花がほころび始めた4月7日、
山梨県北杜市の「ホップ農家小林」の小林吉倫さん迎え、スタッフおよび栽培作業を一緒に行っている地元のメンバーへ、これからの作業についてレクチャーがありました。

山梨県北杜市でホップ栽培の継承と発展に務めている「ホップ農家小林」の小林吉倫さんからレクチャー

4月13日には広くメンバーを募って、3期目をむかえるホップ栽培シーズン最初の作業でもある「株開き」と「株ごしらえ」を行いました。

「株開き」とは、ホップ株切りを行うために株の周囲の土を取り除く作業。
その次の「株ごしらえ」は、ホップの株から余計な側根を取り除きひとつひとつ形を整える作業です。

「株開き」と「株ごしらえ」の作業


作業が終わる頃にはみなさん手も足も土まみれですが、いい笑顔です。

「ときに、農業は人びとのこころとからだを元気にする力があると感じています。こころの病で職業を失った方が、太陽の下で土に触れながら自分たちが育て、自然の力で育った野菜を食することで、元気を取り戻した話も聞きます」
と、精神保健福祉士の資格を持つ高橋さん。

4月20日、新芽が土の中から顔を出しました

次はの栽培体験、第2弾となる「苗株植え編」は2019年5月6日(祝)に予定されています。
今年もさらに多くのホップを北上町で栽培、収穫すべく、既存の株に加え新たに苗株を植えます。

ゴールデンウィーク最終日、土に触れて大地のパワーを感じたい方は参加してみてはいかがでしょうか?
夏には爽やかなホップのグリーンカーテンを愛でつつ収穫、秋にはイシノマキホップで造られたビールで乾杯。
お楽しみは続きます。

【2019 イシノマキホップ栽培体験②~苗株植え編~】

■日時:2019年5月6日(月・祝)10:50集合 14:30終了予定
■集合場所:白浜ビーチパーク(石巻市北上町十三浜白浜)
https://goo.gl/maps/5H3HA7LE1vD2
■作業場所:石巻市北上町 白浜ホップファーム
※ビーチパーク徒歩圏内
■参加費:1,000円/人(昼食代)
※当日お支払いください。
■持ちもの:軍手、長靴、帽子、タオル、お飲み物
※汚れても良い服装でお願いします。
※長靴・軍手はこちらでも準備いたしますが数に限りがございますので、出来ればご持参ください。
※昼食はこちらでご用意の予定です。

\苗株植えって?/
耕したところを掘っていき、ホップの株苗を植えていく作業です。植えた後に肥料を撒いて水やりをしていきます。
無農薬の農地ですので、草取りなどの作業もあります。

■スケジュール:
10:50 白浜ビーチパーク集合
11:00 白浜ホップファームで苗株植え作業
12:30 白浜ビーチパークで昼食
13:30 午後の作業スタート
14:30 終了予定

イベントの詳細、お申込みは下記から
https://www.facebook.com/events/482673275809471/

お問い合わせは、イシノマキ・ファームまで
TEL: 0225-25-4144(9:00〜17:00)

*写真はすべてイシノマキ・ファーム様より提供いただきました。

コウゴアヤコ
ビアジャーナリスト/ライター

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。