今年収穫した日本産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

201991(日)1130(土)

日本で一番宇宙に近い醸造所「種子島 からはなブルワリー」のフレッシュホップビールはIBUKIを使ったブラウンエール

コウゴアヤコ

ビアジャーナリスト/ライター コウゴアヤコ

鹿児島県の離島・種子島は、JAXAの種子島宇宙センターと、“世界一美しい”と言われるロケット打ち上げ場で知られています。

2017年7月にオープンした「種子島 からはなブルワリー」は、宇宙センターから車で10分ほど。日本一宇宙に近いクラフトビール醸造所です。

オーナーブルワーを務めるのは伊藤理人(いとう りひと)さん。
根っからのサーフィン好きで、種子島の波と風土に惚れこみ2001年に埼玉県から移住してきました。

オーナーブルワーの伊藤理人さん。ブルワリー名の”からはな”はホップの和名。ホップに対する愛情は大きい

「種子島のあかだいだいTankan Ale」や、「種子島のもえぎGreen tea Season」など、島の恵みを使用した個性豊かなビールは、鹿児島県南種子町のふるさと納税返礼品にも選ばれています。

フレッシュホップのビールを造るのは今年で2年目。
昨年同様、国産ホップIBUKI(いぶき)でビールを仕込む予定です。

昨年10月29日「国産人工衛星 いぶき2号」が搭載された「H-ⅡAロケット40号機」が種子島から打ち上げられました。
偶然にも同時期に、からはなで造られた「国産ホップIBUKI」を使ったクラフトビールが、ロケットの発射が見られる展望所でも発売され、宇宙ファンの中でちょっとした話題になりました。

2018年10月29日、「国産人工衛星 いぶき2号」を搭載したH-ⅡAロケット40号機は打ち上げ成功

伊藤さんに目指すフレッシュホップビールについて伺いました。
「昨年はモルト感を抑えすっきりとした味わいのビールにしたので、今年はゆっくり飲んでもらえるようにホップをきかせたブラウンエールを造りたいと考えています」

フレッシュホップを使ったビールを造る醸造所としては、種子島からはなブルワリーが日本最南端。
今年も宇宙に最も近い醸造所が造るフレッシュホップを使ったビール、心待ちにしています。

DATA

種子島 からはなブルワリー
住 所:鹿児島県南種子町茎590-6
営業時間:12:00~17:30
定休日:日曜日・祝日
メール:karahana(アットマーク)outlook.jp
電 話:0997-26-7461
Web:http://karahana.blog.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/tanegashimabrewery/
☆配達などで不在の時間あり。訪問前に連絡しておくのが確実

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コウゴアヤコ
ビアジャーナリスト/ライター

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。看護師を経て、旅するビアジャーナリストに転身。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ドイツビールに惚れこみ1年半ドイツで生活したことも。海外生活情報誌「ドイツニュースダイジェスト」や、雑誌「ビール王国」(ワイン王国)、雑誌「an・an」(マガジンハウス)、「クラフトビールの図鑑」(マイナビ)などさまざまなメディアで活躍中。