Fresh Hop Fest. 2018

ひろげよう!ホップの輪

今年収穫した国産ホップでつくったビールを楽しむお祭り

  • 9.1(Sat.)
  • 10.28(Sun.)

ますます活動の場を広げる京都与謝野ホップ生産者組合

木暮 亮

木暮 亮

京都府の北に位置する与謝野町。2015年から栽培を開始して今年で4年目となる。年々、収穫量も増加。クラフトブルワリーへの提供も始まっている。新たな取り組みも試みる「京都与謝野ホップ生産者組合」をお伝えする。

日本ビアジャーナリスト協会藤原ヒロユキ代表の栽培がきっかけ

「京都与謝野ホップ生産者組合」のことをご存じでない方のために、まずは経緯を振り返る。この地にホップ栽培を持ち込んだのは、日本ビアジャーナリスト協会代表の藤原ヒロユキ氏だ。この地に縁のある藤原代表が個人的興味で植えていたところ、地元住民が関心を示したことがきっかけ。与謝野町の協力もあり、町としての取り組みに発展した。

しかし、町にはホップの栽培方法はもちろん、苗の入手方法を知る人間はおらず、一からホップについて勉強するところから始まった。「ノウハウがないということが大変でした」と京都与謝野ホップ生産者組合スタッフは振り返る。

圃場の様子。2018年5月31日現在、早いものでは5m以上の高さまで成長している。【画像提供:京都与謝野ホップ生産者組合】

栽培方法は識者よりアドバイスをもらい、知識と経験を積み重ね、地道な努力を続けた結果、昨年は490㎏近く(一昨年は175㎏)の収穫量となった。

栽培している品種は、カスケード、センティニアル、ナゲットなど19種類と数多くの品種を栽培している。藤原代表は、「3年やってきて、どの品種がこの土地に合うのかがわかってきた」と話す。

地道な活動が評価

「京都与謝野ホップ生産者組合」は、ビールメーカーとの契約栽培はしていない。自分たちで販路を開拓する必要があり、経済的自立という課題をクリアしていかなければならない。こうした取り組みが昨年、「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー 国産ホップの輪部門」にて評価され、ブランディング賞を受賞した。

「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」の賞状。【画像提供:京都与謝野ホップ生産者組合】

現在では、「与謝野ホップを使いたい」と興味を示す人たちから多くの問い合わせを受けるまでになった。さらにホップの毬花だけでなく、ホップ苗についての問い合わせもあり、「国内産ホップ」ではなく、「与謝野ホップ」としてその価値が高まっている。

確実に歩みを重ね、2018年度からは、「町の事業として試験栽培」から「組合主体」での運営に変わった。

気になる今のホップの発育状況だが、毬花が実っているところから芽が出始めたところまで圃場により差がある様子。早い圃場では7月初旬より収穫が開始される予定だ。

芽を出したホップ。これからぐんぐん伸びていくことだろう。【画像提供:京都与謝野ホップ生産者組合】

また、新たな取り組みとして、「与謝野ホップグリーンカーテンプロジェクト」として、町内の小学校や保育園でグリーンカーテンを開始した。

今年のホップ収穫体験は、地元食材を使ったランチビュッフェ付き

例年、行われているホップ収穫体験が今年も行われる。昨年までは1回だけの開催であったが、関西方面の方を中心に80名を超える参加者があった。今年は「関心はあるが、都合が合わない」という方のために6回に拡大。参加しやすくなっている。既に募集は開始しているので、興味のある人は参加してみてほしい。

◆詳細はこちら(https://www.facebook.com/pg/yosanohop/events/?ref=page_internal)より

今年は、ホップ収穫体験だけではなく、地元食材を使ったランチビュッフェや入浴施設で作業後の汗を流すことも可能。子供の参加も可能なので、夏休みのいい思い出になるのではないか。

「与謝野ホップ生産組合」では、多品種を栽培していること、蔓を切らずに手摘みしているため複数回収穫できる。【画像提供:京都与謝野ホップ生産者組合】

収穫されたホップは、クラフトビール醸造に熱意のある全国各地のブルワリーで使われる予定だ。また、今年も「与謝野オリジナルビール」の販売も計画されている。どんなビールになるのかは、フレッシュホップフェストまで楽しみにしていてほしい。

◆2018与謝野ホップ収穫体験&ランチビュッフェツアー

●開催日:2018年7月7日(土)・14日(土)・28日(土)・8月11日(土)・18日(土)・25日(土)

●スケジュール:【全日程共通】

8:45 現地にて収穫の説明

9:00 収穫体験開始

10:30 収穫体験終了。リフレかやの里へ移動

11:00 お風呂タイム

12:00 食事タイム

13:30 自由解散

●定員:各開催日 先着20名

※定員になり次第締め切らせて頂きます。

●参加対象:4歳以上

●参加費:(65歳以上)¥2,000 (大人 ※中学生以上)¥2,500 (小学生)¥1,500 (未就学児)¥1,000

※参加費に含まれるもの

ホップ収穫体験料+入浴料+食事代+送迎代(行き:集合場所からホップ畑、ホップ畑からリフレかやの里、帰り:リフレかやの里から集合場所)

●お支払い方法:集合場所にて担当者へ現金でお支払い下さい。

※スムーズに収穫体験して頂くために、なるべくお釣りが出ないようご用意ください。

●受付期間:6月1日(金)9:00から各実施日の5日前まで。

申込方法:メールにて、参加希望日・参加者全員の住所・氏名・年齢(学年)・連絡先・集合場所・帰りの送迎場所(与謝野駅、やさいの駅または必要なし)をご連絡下さい。

メール:yosanohop@gmail.com

※先着順になっておりますので、ご希望の日程でご予約可能か担当者からご連絡いたします。

※Facebookのイベント参加ボタンをクリックして頂くだけでは予約になりません。

キャンセルについて:2日前までにご連絡下さい。

※雨天中止

開催日前日の17時時点で、開催日に雨が予想される場合は中止いたします。中止の場合は参加者へ担当者からご連絡いたします。

●集合場所と集合時間:①与謝野駅集合(8:15)②やさいの駅集合(8:30)

※赤色の京都与謝野ホップ生産者組合のTシャツが目印です。

帰り:リフレかやの里出発(13:40)→やさいの駅(13:45)→与謝野駅(14:00)

●参加賞:缶バッジ

※ツアー体験者の目印ですので常に目立つ所に着け、失くさないようお願いします。

※ホップは持ち帰りができませんのでご了承下さい。

●持ち物:農作業ができる服装、軍手、飲み物、お風呂で使用するタオル・バスタオル

※熱中症対策をお願いします。

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主催:京都与謝野ホップ生産者組合

協賛:社会福祉法人よさのうみ福祉会 リフレかやの里

URL http://refre.yosanoumi-fukushikai.or.jp/

お問合せ先:京都与謝野ホップ生産者組合 好地(こうち)

電話090-9259-1634(受付時間:平日月曜から金曜9:00〜16:00)

メール:yosanohop@gmail.com

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木暮 亮

木暮 亮

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは1500種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

日本ビアジャーナリスト協会ホームページにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

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